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イチゴ中間検討会 高温期販売対策を協議
2025.02.28
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JAたまな園芸部連絡協議会イチゴ専門部は2月27日、中間検討会を玉名市で開催。各地区の部会役員や市場関係者、役職員らが出席し、春先の高温期の品質管理や販売対策を協議しました。
令和6年産は高温の影響で花芽分化の遅れが見られ、定植は9月末がピークとなりました。天候により生育の遅延が見られましたが、高温で生育促進や早熟傾向となり出荷は11月上旬から前進傾向で始まりました。全体的に数量は少ないですが、品質は良好。供給量不足の中、単価は高値で推移しています。
坂﨑誠部長は「3月は数量が増加する見込み。着色基準の順守や適期収穫を徹底し、鮮度の高いイチゴを出荷していく。市場には安定販売をお願いしたい」と挨拶。職員が生育状況、販売計画などを説明しました。
意見交換では、今後の販売戦略や量販店での評価、知名度向上対策などを協議しました。市場関係者は「品質を重視した生産で売り場を確保し、有利販売に努めたい」と話しました。
令和6年度産は189名が約47ヘクタールで「ゆうべに」「恋みのり」を中心に栽培。販売数量2220トン、販売金額37億円を目指します。
