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柑橘部会総会 温暖化対策を実践
2025.05.28
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JAたまな柑橘部会は5月27日、総会を玉名市で開きました。令和6年度は374名(前年比98%)が433ヘクタール(同96%)で温州ミカンや中晩柑などを栽培。出荷数量9510トン(同122%)を計画し、温暖化対策の実践による生産量の確保に努め、有利販売につなげる方針です。
部会員や県、市、JA役職員ら約200名が出席。令和6年度事業報告や令和7年度事業計画など4議案を可決・承認しました。
尾崎浩信部会長は「令和6年産は温暖化の影響で数量は減少したが、部会員の努力で高単価販売ができた。令和7年産は園地により着果にばらつきが見られるが、品質向上対策と栽培管理を徹底し、高品質果実の生産に努めてほしい」と挨拶。前部会長の中村隆一さんに感謝状を、出荷実績により選ばれた各部門の優良者に表彰状を手渡しました。

令和7年度は柑橘全般で表年となる見込みで生産量の増加が予想されます。資材の価格高騰などで農業経営は厳しいですが、所得の増大や経営向上のため、5つの重点事項を定めました。
特に重要となる生産面での温暖化対策としては、令和6年度に立ち上げた温暖化対応プロジェクトチームを中心とした短・中長期的な対策を講じるほか、県やJA熊本果実連の補助事業を活用し、生産量の確保や安定供給に努めていきます。
各部門の表彰者は次の通りです。
▽極早生温州部門=北澤剛▽早生温州部門=山野光昭▽中生温州部門=前田義浩▽普通温州部門=渡辺進一▽中晩柑部門=本田知治