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温暖化対応プロジェクトチーム設置 農業経営安定を目指す
2024.12.13
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玉名管内のJAと行政などで組織する玉名地方農業普及指導協議会は12月13日、新たに温暖化対応プロジェクトチームを設置しました。農産、野菜、果樹で対策を検討し、農業経営の安定と品質維持を目指します。
現在、JAたまな管内では、夏期の高温や冬季の低温不足など温暖化を原因とした農産物の生理障害の発生や生育ステージの変化で、各品目の生産量の減少や品質低下を招いています。今後も進むと予想される温暖化に対応し、玉名地域の農業生産の維持に向けて、プロジェクトチームを設置。農業経営の安定と品質維持に取り組みます。
検討品目は農産(米、麦、大豆)や野菜(トマト、ミニトマト、イチゴ、ナス、アスパラガス)、果樹(温州ミカン、不知火類、梨)。品目ごとに気象要因の分析や現在実施している対策の検証。短期・長期的な対策や実施に向けた活動計画を検討し、生産者へ対策を提示する予定です。
JAたまな指導販売部の担当者は「農業経営の継続や安定のため、チーム一丸となり、情報を共有しながら対策を講じたい」と話しました。