高品質麦・大豆づくり推進大会

JAたまなは9月29日、高品質麦・大豆づくり推進大会を本所で開きました。生産者やJA役職員、関係機関ら約50名が参加し、令和5年産の作柄状況や実績報告、令和6年度に向けた栽培方法を再確認しました。

令和5年産麦は収穫期の降雨で作業が遅れましたが、検査実績は小麦5万7395俵(1俵60キロ)、大麦1万441俵(1俵50キロ)全量1等となりました。

大豆は適度な降雨があり生育は順調に進みましたが、開花期以後のカメムシ被害などにより青立ち株が発生し、収穫できないほ場がありました。集荷数量は1万756袋(1袋30キロ)で、検査結果の等級比率は1等8.6%、2等33.8%、3等6.9%、合格50.4%、規格外0.2%でした。

普通作連絡協議会の荒木勝利会長は「地域に貢献し、安全で安心な農産物を全国各地へ出荷できるよう栽培努力したい」と話しました。  

令和6年産麦は1476.9ヘクタールで「シロガネコムギ」「チクゴイズミ」「ミナミノカオリ」など6品種を栽培。大豆は309.2ヘクタールで「フクユタカ」を栽培します。

適期播種や基本技術を徹底し、生産者やJA、関係機関が連携し高品質生産に努めていきます。