親子わくわく体験農園 農業や地域伝統を体験

JAたまなは食や農業、地域の伝統文化に興味を持ち、知識や経験を身につけてもらうことを目的に「親子わくわく体験農園」を開いています。小学生を対象に募集し、今年は23組73名の親子が参加します。

9月2日には2回目となる小岱焼き陶芸作り体験を本所で開きました。

荒尾市の窯元である「末安窯」から末安洋介さんを招き、土の扱い方や作品の作り方を教わりました。

子どもたちは土を受け取ると乾燥しないように濡らしたタオルに包み、使う量を手に取り、真剣な眼差しで作品づくりに取りかかりました。2時間ほどで作業を終えると作品の後ろに日付と名前を書きました。

コップや皿、醤油さしなど、それぞれが工夫を凝らした素晴らしい作品がずらりと並んびました。

窯焼きの作業は素焼きから釉薬かけ本焼きなどの工程を2週間ほどかけて窯元で行われ、次回以降の親子わくわく体験で渡されます。

参加した子どもたちから「初めて体験したけど、粘土みたいで楽しかった」「できあがるのが楽しみ」などの声がありました。

JA企画課の担当者は「農業や伝統に触れることで興味を持ってくれたらうれしい。今後もさまざまな企画を考えたい」と話しました。