ミカン品質向上へ 各地区で剪定講習

JAたまなは2月中旬、ミカンの剪定(せんてい)講習会を各地区で開きました。

令和5年産は着花が多くなる予想。計画的な剪定で樹形を整え、安定生産や品質向上に努めていきます。

令和4年産の温州ミカンの収穫量は前年の樹体の栄養バランスが悪かったため過去にないほど少なく、着果率を高める努力をしたが、前年より約3割減りました。

令和5年産の着花対策として収穫後に秋芽を処理し、花芽抑制対策を行いました。講習会後には各園地で剪定作業を行い、樹形を整えていきます。

担当者は「品質向上のため剪定作業は欠かせない。樹木の状態を確認しながら剪定をしてほしい」と話しました。