冬春なす専門部中間検討会

JAたまな北部集荷センターなす部会冬春なす専門部は3月19日、中間検討会を玉名市で開きました。

令和5年産は40名が16.71ヘクタールで「PC筑陽」を中心に栽培。数量3000トン、金額12億円を目指します。

部会役員や市場関係者、JA役職員が出席し、増量期に向けた対策を協議。量販店中心の販売となる中、特売やデジタルサイネージを活用し、売り場の維持拡大を進めます。

上山智浩代表は「農業を取り巻く環境は資材などの経費高騰で厳しい。持続可能な農業経営をするためには農産物に対して価格転嫁できる仕組みの構築が大事。市場には状況を理解し、有利販売に繋げてほしい」と挨拶しました。

生育や販売状況は、10月の夏秋から冬春への切り替えも順調で、年内は単価を維持した販売となりました。

1月下旬は寒波の影響から一時数量が減少。2月末実績は数量1239トン(前年比112%)、金額4億4798万円(同111%)。

今後は気温の上昇とともに増量期に入る見込み。L・Mサイズの収穫で樹勢を維持し、肥培管理などの徹底により秀品率の向上や安全で安心なナスの生産に努めていきます。