熊本県麦共励会 坂本正信さん最優秀賞を受賞

JA熊本経済連が主催する「令和4年度熊本県麦・大豆生産振興大会」の麦共励会、農家の部で玉名市の坂本正信さんが最優秀賞となる熊本県知事賞を受賞されました。

大会は8月24日、麦や大豆生産の優良事例などの情報共有による生産意欲の向上や農業経営の所得向上を目的に熊本市の同経済連で開かれました。

最優秀賞を受賞した坂本さんは、小麦「チクゴイズミ」「ミナミノカオリ」、大麦「はるしずく」「くすもち二条」、裸麦「キラリモチ」を38.8へクタールで栽培。

経営規模拡大や大型農業機械の導入による作業の効率化や省力化などを進めているほか、JAたまなが主体となり高品質生産に取り組む「高品質ミナミノカオリ生産部会」に所属し、栽培技術の向上や情報収集を行い、産地全体の発展に向けて取り組んでいることなどが評価されました。

坂本さんは「賞をもらえるということは大変励みになる。技術者の方から品種の提供を頂き、努力したことが結果につながった」と話しました。

表彰式後には、麦と大豆の情勢報告や熊本県産麦や大豆を原料とする商品紹介が行われました。

優良事例講演ではJAたまな指導販売部農産課の塚本貴廣指導員が「パン用小麦ミナミノカオリ 高たんぱく質仕分け集荷について」と題して講演しました。