柑橘部会出荷協議会 高品質果実生産で1万2150トンを目指す 

JAたまな柑橘(かんきつ)部会は9月6日、出荷協議会を玉名市内で開きました。

部会員やJA役職員、関係機関など約200名が参加。販売数量1万2150トン(前年比127%)を目標に掲げ、高品質果実生産によるJAたまなブランドの確立や消費地に求められる産地づくりを目指していきます。


中村隆一部会長は「令和5年産柑橘はマルチ被覆や摘果作業などの部会員努力により品質の良い仕上がりとなっている。最後まで管理を徹底し、有利販売に繋げていきたい」と挨拶しました。

JAたまなの橋本明利会長は「生産コストの高騰で農業経営は厳しいが、生産者所得の最大化を目指し、経営安定や地域経済の発展のために最大限努力したい」と話しました。


本年産の生育はやや早く進み、高糖度な仕上がりになっています。

極早生「肥のあかり」から早生、中生、普通と翌年2月の中晩柑までリレー出荷を続け、地域の特性を生かした管理の徹底とマルチ被覆により高品質で安全安心な生産に努めていきます。