出荷基準を確認 露地デコポン目均し会

JAたまな柑橘部会は1月27日、各地区の集荷所で露地デコポンの目均し会を開き、部会員と出荷基準を確認しました。

令和4年産の生育は順調に進み、品質は良好。気象災害の影響もなく全体の出荷数量は670トン(前年比102%)となる見込みです。

各家庭で貯蔵し順次出荷に備えます。貯蔵期間中は庫内での乾燥によるヤケ果が発生しやすいため、ポリ袋に入れるなどの対策を徹底していきます。

柑橘部会の中村隆一部会長は「燃油や資材、物価の高騰で農業経営は厳しい状況にある。部会とJAが協力し、品質の良い果実の栽培に努めていこう」と挨拶。

中晩柑部の上土井進部長は「屋根掛けに続き、露地デコポンの出荷が始まる。家庭選別を徹底し、スムーズな選果ができるよう協力してもらいたい」と呼び掛けました。