荒尾梨 新ブランド「ことのみ」お披露目 

JAたまな荒尾梨部会は9月7日、荒尾市内で新ブランド「ことのみ」のお披露目会を開きました。

日本有数の梨産地である荒尾市で栽培する梨「あきづき」をブランド化して販売。

JAで共同販売する梨だけを「ことのみ」として取り扱うことで、販路拡大や農家の所得増大につなげる狙いです。

「ことのみ」の名前は、「ひとを想うための梨」をコンセプトに荒尾梨部会とJA、行政が協力して名付けました。

一緒に食べたい、食べてほしいという思いが込められています。

ロゴには、誰もが梨をイメージできるような形や色を使いデザインしました。

お披露目会で、荒尾市の浅田敏彦市長は「近年、『あきづき』の人気が上がってきている。新ブランドを立ち上げたことで、荒尾の梨を多くの方に食べてもらいたい」と話しました。

荒尾梨部会の尾上光洋部会長は「梨は台風などの自然災害によって、収穫量が減少するなど経営が厳しくなる場合もある。風にも強い『あきづき』の生産量を増やし、生産リスクを減らすことで収入を確保でき、生産意欲の向上にもつながる」と期待を寄せました。

お披露目会には特別ゲストとして「くまモン」と同市のキャラクター「マジャッキー」が登場した他、梨の妖精「ふなっしー」もビデオレターで出演。新ブランドの誕生を祝いました。

今後も新ブランド「ことのみ」を中心に、荒尾梨の販売力強化に努め、販路拡大による所得増大や後継者の確保につなげていきます。