極早生温州ミカン「肥のあかり」出荷始まる

管内で9月13日から、極早生温州ミカン「肥のあかり」の集荷が始まりました。

14日に選果され、関東・関西・東北地方へ向け60tを出荷しました。9月末までに1100tを目指します。

柑橘(かんきつ)部会は、部会員472人が栽培。令和2年産は出荷量1万1065tを計画。「肥のあかり」に始まり、極早生「豊福」、早生、中生、普通とリレー出荷が続きます。

「肥のあかり」は、熊本県が開発した品種で、成熟期が早く糖度が高いのが特徴。

令和2年産は、梅雨期の集中豪雨の影響で初期糖度がやや低かったが、8月以降の高温乾燥と部会員の栽培努力で、昨年以上の仕上がりとなりました。  

中央みかん選果場では、従業員が一玉一玉、傷や割れがないかを確認。光センサーを備えた選果機で糖度と酸度を測り、選果・箱詰めをしています。

JA担当者は「大きさはS玉中心で、食味は良好。糖度が高く、仕上がり上々。たくさん味わってほしい」と話しました。