イチゴ販売32億9000万円目指す JAたまな専門部各部会

熊本県有数のイチゴ産地、JAたまなでイチゴ出荷協議会を開きました。

品種特性を生かした栽培管理で品質を確保し技術の確立に努めるなど、6つの重点事項を掲げ、関係機関と連携し取り組むことを確認しました。

令和5年度産は191戸が47.8ヘクタールで「ゆうべに」「恋みのり」を中心に栽培。販売数量2350トン、金額32億9000万円を目指します。

11月中・下旬に専門部各地区の部会で開催した出荷協議会には、部会員や市場関係者、役職員らが出席。生育状況や出荷計画、市場動向などを確認。情報を共有しました。

イチゴ専門部の坂﨑誠部長は「安全性を最優先した責任ある生産に努め、安定的な農業経営を目指していこう」と呼び掛けました。

市場関係者との意見交換では生産者から生産コストに見合った適切な価格転嫁を求める声が上がりました。