PC筑陽、目標10億円・なす部会冬春なす専門部出荷協議会

JAたまな北部集荷センターなす部会冬春なす専門部は12月10日、出荷協議会を開きました。

令和3年産は部会員43名(前年対比4名増)が15.7ヘクタール(同118%)で「PC筑陽」を栽培。出荷数量2820トン、販売金額10億円を目指します。

令和3年産は8月の豪雨による浸水で定植作業が遅れましたが、活着に影響はなく生育も良好に推移。9月1日から出荷が始まりました。

天敵利用(IPM=総合的害虫・雑草管理)による害虫防除に取り組むなど、人や自然環境に優しい栽培方法に力を入れています。 

協議会は市場関係4社とリモートで開き、現在の生育・販売状況の経過を報告。令和3年産出荷計画を協議しました。

冬春なす専門部の伊藤信英代表は「燃油高騰などの心配もあるが、生産者、JA、市場各社ともに目標を上回るように頑張っていただきたい」と話しました。

今後はL、Mサイズ中心に収穫し、樹勢の維持を図ると共に、肥培管理や病害虫防除を徹底するなど秀品率の向上と安全・安心な供給に努めてます。