トマト「麗容」 玉肥大良く厳選出荷

全国有数のトマト産地である熊本県のJAたまな管内で10月下旬、大玉で日持ちが良い「麗容」の出荷が始まった。前年より1週間遅く、関西方面に出荷。2019年度産は玉肥大が良く、順調な出足だ。

 JA中央集荷センターに持ち込まれたトマトを、職員や従業員が割れや傷がないかを1玉ずつ確認し、箱に詰めている。

同センタートマト部会は、部会員145人が62.5ヘクタールで、「麗容」を中心に栽培する。19年度産は栽培管理の徹底による収量・品質の確保を重点事項に、販売量1万1250トンを目指す。5月に出荷ピークを迎え、7月上旬まで続く。