第8回 JAたまな きらめきフォトコンテスト作品一覧

令和2年度(2020年度)開催のフォトコンテスト入賞作品の紹介です。

JAたまな

タイトル:親子で足踏み脱穀楽しいな

講評:画面構成とシャッターチャンスが良い。撮影者のカメラに子どもを背負った母親の笑顔と母親を見上げる手前の子どもの作業の様子、視線がカメラを見ていない自然さがとても写真的だ。母親の頭部が画面の上で切れたことで、脱穀作業の楽しさを表す表情がより強調された。

きらめき賞 

タイイトル: 幸福を祈って

講評:神社のしめ縄の付け替えの場面だろう。神社の拝殿を背景に氏子の人々の並び方としめ縄の長さが左右対称の構図の中にうまく収まっている。氏子の表情に誰一人笑顔がないことが、かえって「幸福を祈る」思いが伝わってくる。

タイトル: 芋掘り


講評:玉名女子高校の体験授業の一場面だそうだが、まずマスク顔で世の中がコロナ禍の中にあることがわかり、しかしながらそれを吹き飛ばすような女子生徒の笑顔がすばらしい。幸せは収穫にあり、農業のすばらしさを表現できている。

タイトル: 農作業に乾杯

講評:親子の記念写真なのに、道具を使ってシーン効果を狙い場面を演出した効果的な写真である。ちょっとスナップ的な雰囲気があり、タイトルも良い。

タイトル:                 田植えスタイルはコレだ~!


講評:子ども時代ばんざーい、と言いたい作品。大人の世界にないシンプルで記念写真的、しかし、写真を見れば見るほど楽しく、微笑ましく感じる好きな写真だ。
講評:

タイトル: ダイコン採れました

講評:演出がさわやかだ。採れたてのダイコンを空に掲げた、そして、太陽が背景にある。つまり逆光である。逆光の写真はほとんどシルエットになった。しかし、デジタル写真(この写真はスマートフォンだろうか?)では機能的にクリアにする。逆光の写真ほどメッセージ性が高い表現はない。グランプリにするかどうか迷った作品だった。

入選

タイトル: わたしの柿(かち)ね

講評: 手の組み合わせが面白い。背景の壁が近いので外だったらどうなっていたか、もっと二人のパフォーマンスがわかりやすくなりインパクトがあったかもしれない。講評: 

タイトル:  仔牛がすくすく育つように


講評:哺乳瓶を両脇に抱えてする動作が微笑ましい、彼の表情をしっかりとらえてほしい、どんな顔つきでやっているのか興味深い。

タイトル:  じいじと田植え

講評:映画のワンシーンのようで、とても気になった作品の一つ。じいじの機械を操作する真剣な動作を彼女の一見無表情だが案内人になっているかのようなカメラ目線がいい。

タイトル: じっじのお手伝い

講評:同じ場所から撮った作品が2枚ある。動作と表情が違うが、顔がはっきり写っている方を選んだ。カメラ目線がこども目線であることが成功の理由。同じポジションから複数の写真を撮るのは良い選択である。緑の葉と赤い服は色の組み合わせが一番良い。

タイトル: 婆ちゃんのみかん美味しいよ


講評:今一歩さらに近づくと二人の表情が見え、会話が伝わってくる。道が斜めにあることで全体に動きがある構図となった。
講評:

タイトル: レンコン収穫

講評:レンコンの収穫作業は大変だと聞いていたので、笑顔で写る女性に感動。背景の水田の広さや収穫物の写り方など、分かりやすい構図になっている。ある意味、ニュース性がある作品である。

タイトル: ご縁があります

講評:シンメトリカルな構図のインパクトがある写真になった。左右対称とはい   え、微妙な立ち位置の違いや光の当たり具合などが良い写真に仕上げた。

タイトル: 小豆の脱穀
撮影場所:天水町 小天天子宮

講評:人物の顔が隠れたことで、瓶で小豆をたたく昔ながらの脱穀の所作がはっきりした。今はあまり見なくなった作業風景だからこそ今、記録する価値がある。

タイトル: たけのこほり

講評:3点同じテーマの作品が出展されたが、背景の竹林の写り具合がこの作品が一番良かった。主役を引き立たせるためには、背景が良いほど良い写真になる。

タイトル: 収穫体験

講評:子ども目線まで下がり、実ったミニトマトがたくさん実っている様子がリアル感を写し出した。コロナ禍を暗示するマスク姿だが、服の色と同じ赤色がおしゃれである。収穫体験がわかる記念になった。