適正追肥で高タンパク小麦を目指す・葉色値調査で追肥量診断

JAたまなは、小麦「ミナミノカオリ」の高タンパク化に取り組んでいます。

葉色値調査による追肥指導を徹底し、実需者が求める品質を追求。  

熊本製粉株式会社と協力し、ミナミノカオリの中でもタンパク含有量が12.5%以上の小麦を厳選し「Premium T(プレミアムT)」としてブランド化しています。

パンなどに加工すると、香り高くもちもちとした食感で実需者から評価が高いんです。

「Premium T」となる高タンパク小麦の収量増加を目指し、JAは行政と協力し追肥量診断を行っています。

葉の長さとSPAD値(葉色)を調べ、穂揃い期の適正な追肥量を生産者に伝えています。  

3月30日には、生産者が圃場ごとに刈り取ったミナミノカオリの葉を調査しました。

玉名市の土田健一さんは「生育は順調。適正な追肥量で高タンパク小麦を作りたい」と話した。