早生温州ミカン 出荷目前に基準を確認

JAたまな柑橘(かんきつ)部会は10月21日、早生温州ミカンの目ならし会を中央みかん選果場で開き、部会員と出荷基準を確認しました。

やや小玉傾向ですが、定期的な降雨と仕上げ摘果により、玉肥大は進んでいます。

朝夕の寒暖差で着色も順調。高糖度のミカンに仕上がっています。

中村隆一部会長は「いよいよ早生の収穫が始まる。基準を守り適期収穫を心がけてほしい」と呼び掛けました。

JA指導販売担当者は「極早生は全国的に小玉傾向で数量が少なかった。市場は早生の出荷に期待している。有利販売のためにも基準に合ったミカンを早めに収穫してもらいたい」と話しました。

今後は各園地で適期収穫による浮皮や過熟、傷みの抑制、収穫後には葉面散布の実施や秋肥の施用による樹勢回復に努めていきます。