「肥のあかり」目ならし会 出荷基準を確認

JAたまな柑橘(かんきつ)部会は9月6日、極早生温州ミカン「肥のあかり」の目ならし会を中央みかん選果場で開き、収穫期を目前に部会員と着色などの出荷基準を確認しました。

生育は前進傾向で、全国的に数量が増加する見込み。売り場を確保し有利販売に繋げていく方針です。

柑橘部会の中村隆一部会長は「今年は着果も多くなっている。出荷基準を徹底し、品質の良いミカンを出荷していこう」と呼び掛けました。

令和5年産は降雨量が少なくやや小玉傾向ですが、高糖度に仕上がっています。

9月下旬までに1150トンの出荷を目指します。

指導販売担当者は「昨年は収穫量が少なく農業経営が厳しかった。今年は増加傾向なので早めの収穫を心がけ、高単価販売に努めていきたい」と話しました。