極早生温州ミカン 基準を徹底 「肥のあかり」目ならし会

JAたまな柑橘部会は9月10日、管内各地区の集荷所で極早生温州みかんの目ならし会を開き、部会員と出荷基準を確認しました。

中村隆一部会長は「燃油価格高騰や資材の値上がりなどで、産地の販売情勢は厳しい。出荷基準を徹底し、品質を維持しながら高単価販売を目指していこう」と呼び掛けました。

JA担当者が他産地の販売状況や目ならし基準を説明した後、部会員と出荷基準を確認した。令和4年産の出来は上々。高糖度のミカンに仕上がっています。

JA中央みかん選果場の販売担当者は「新型コロナに加え、資材などの生産コストが上がり農業経営は厳しい状況にある。市場と情報を共有しながら、高単価販売に努めていきたい」と話しました。