梨の花満開で受粉作業に大忙し!・荒尾梨部会

JAたまな管内の荒尾市では、3月中旬、梨の花が満開を迎え、生産者は受粉作業に大忙しです。

荒尾梨部会の尾上光洋部会長の「新高梨」の圃場(ほじょう)では、花のめしべに手作業で花粉を付けています。「梨は人の手で花粉をつけないと良い実がつきにくい。雨や低温に注意し確実に受粉させる」と話す尾上部会長は、首から下げた竹筒から花粉を取り、手際よく受粉作業を進めていました。

受粉した花は、実になった段階で摘果作業を行いながら、品質の良い果実を育てます。

梨の花は収穫が遅い品種から花が咲いていくんです!不思議ですよね!!

「新高」は「幸水」に比べ2ヵ月ほど収穫が遅いため開花が早そうです。

早生の「幸水」は8月上旬頃から出荷が始まり、主要品種「豊水」「新高」などと共にリレー出荷が続いていきます。