第27回JA熊本県大会で県域JA構想を採択 「JAくまもと」設立を目指す

JAグループ熊本は12月2日、益城町のグランメッセ熊本で「第27回JA熊本県大会」を開き、県域JA構想の議案を採択。県内の14JAと連合会、中央会が合併し、県域組織「JAくまもと」の令和6年4月設立を目指す方針を決定しました。

農業の担い手不足や農家組合員の高齢化と減少が進む中、組織の力を結集して全国有数の農業県として「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の更なる実現を目指します。

県域JAの合併当初は、本所の直下に現JAの11地区本部で設けた「地区本部制」を採用。玉名地区(JAたまな・JA大浜)と天草地区(JA本渡五和・あまくさ・れいほく)はそれぞれ1つの地区本部となります。

将来的には、地区本部制から「事業本部制」への移行など、より合併効果を発揮できる組織体制を検討していきます。  

JAたまなは今後1年ほどかけ、組合員の皆様のご意見を伺いながら合併の可否を協議し、合意すれば合併予備契約を結びます。合併総代会後、地域組織の設立準備を本格的に進めていく予定です。