イチゴ販売33億1200万円目標

熊本県有数のイチゴ産地であるJAたまなでは、11月中旬から下旬にかけて、各地区のイチゴ部会で出荷協議会を開きました。

管内では198戸が49.2ヘクタールで「ゆうべに」「恋みのり」を中心に栽培。販売数量2400トン、販売金額33億1200万円の目標を掲げました。

協議会では、JA職員が現在の生育状況や出荷計画などを説明。今後の市場動向などを協議しました。

イチゴ部会では生産力や販売力の強化を図るため、生産対策として出荷全期間で食味と品質の維持に努めるなどの2項目を、販売対策として市場との出荷情報の共有を行い販路拡大に取り組むなど4項目を重点事項として定めました。

意見交換では市場関係者から「品質維持に努め消費地が求めるイチゴの出荷をお願いしたい」との声が上がりました。

令和4年産イチゴの生産状況は、9月の台風の影響により一部圃場で定植に遅れがあったものの、その後は活着良好で順調な生育となりました。

出荷は11月中旬から始まり、年内は2L、3Lサイズの大玉出荷が続き、年明け以降も潤沢な出荷を見込んでいます。