Newsお知らせ
令和8年産大豆品種転換に係る種子更新および 天水ドライストア受入に係るご注意について
日頃より、JA農産事業にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
見出しの件につきまして、令和6年11月11日(月)に開催しました「JAたまな普通作部会連絡協議会」にて、大豆の生産性向上を目的とする品種転換を令和8年産から行う事が決定しています。※1
つきましては、品種混入を防ぐことと販売上の優位性最大発揮のため、令和8年産大豆種子については、「フクユタカA1号」に更新されますようお願い申し上げます。※2
また、それに伴いまして天水ドライストアでの通常受入れについては、令和8年産より「フクユタカA1号」にて行うこととしていますので、ご注意くださいますようお願い申し上げます。
令和7年産「フクユタカ」→令和8年産以降「フクユタカA1号」※3
※1 品種転換の背景
既存の「フクユタカ」は、豆腐用等への加工適正が実需者からも高く評価されていますが、近年では品質・収量が安定せず、国産大豆への旺盛な需要に応えられない状況が続いています。
一方、生産者側では販売代金と畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)の数量払いまで含めた手取りの最大化を進める上では収量の向上が課題となっていました。
品種転換に向けた実証検討等
熊本県やJA経済連、他JAとも連携して令和元年から「フクユタカA1号」の現地実証や奨励品種採用に向けた調査結果の共有を行って参りました。JAたまな普通作部会連絡協議会でも令和5~7年産で管内各地に比較展示補を設置し、比較検討を行い、優位性があるとの成果を得ています。
同時に、実需者にも加工適正評価を依頼する等、販売先への理解促進や情報提供に努め、品種転換へのご理解を頂いてきました。
※2 種子更新の必要性
万一、既存品種「フクユタカ」と新品種「フクユタカA1号」が圃場段階、収穫・乾燥・調整段階で混入しますと、販売面で実需者が取り扱いを避けるか大幅な値引きを行わざるを得ません。
また、生産管理面でも生育にばらつきが出ることが想定されます。よって、当JAでは令和8年産から玉名地域一斉品種転換を行うことといたしました。
※3 新品種「フクユタカA1号」とは
既存の「フクユタカ」の生産性不安定要素の一つに裂莢(れっきょう)しやすいという特性があります。このことによって収穫ロスが生じて収量の不安定化につながっていました。
「フクユタカA 1号」はこうした弱点を克服するため、難裂莢性の特性を持つ育種素材に「フクユタカ」を6回戻し交配を行い、「フクユタカ」の特性を残しつつ弱点である裂莢性の改善を図った品種となります。
生産管理面での注意点
「フクユタカA1号」は「フクユタカ」とほぼ同等の生育を示すため、大幅な生産管理方法の変更は必要ありません。
ただし、次の点において注意する必要がありますのでご留意ください。
◆遅播き(7月下旬頃)すると生育量の不足による子実重の低下や青立ちの発生が増加する可能性があります。
⇒適期播種(7月中旬迄)に努め基本技術の励行をお願いします。
◆難裂莢性であるため収穫期に安心して作業が行えますが、遅れ過ぎますと“しわ粒”の増加等の品質低下につながります。
⇒適期収穫に努めてください。



