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Newsお知らせ

水田乾田直播実証実験

2025.06.05 ブログ

玉名市岱明町の農事組合法人野口は6月5日、農研機構九州沖縄農業研究センターと共同で米の直まき実証実験を行いました。水を張っていない乾いた田60アールに多収米「やまだわら」の種もみを直播(ちょくは)しました。

平成30年からの取り組みで、トラクターの後部に直まき機を取り付け、畝立てと同時に種をまきます。近年の収穫量は通常の田植えによる栽培と同程度と一定の効果を示しています。育苗作業や移植作業の負担軽減や人件費削減などの省力化にもつながっています。

米以外にも麦や大豆にも使用可能で、同法人は7月の大豆と11月の麦でも使っています。

JA指導販売担当者は「機械の精度も上がっている。本格導入へ向け実証実験を重ねたい」と話しました。