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Newsお知らせ

大豆「フクユタカA1号」導入に向け検討 生育状況を確認

2024.09.19 ブログ

JAたまなは9月19日、試験栽培中の大豆「フクユタカA1号」の中間検討会を開きました。

生産者や関係機関、職員が管内5カ所の圃場(ほじょう)を巡回。生育や管理状況を確認しました。

「フクユタカA1号」はさやがはじけにくい難裂莢(れっきょう)性を備え、収穫ロスが少なく実質的に多収となります。現在主力の「フクユタカ」は収量が良く安定していますが、成熟期の裂莢による収穫ロスが課題となっていました。

本年産の生育は播種後の降雨不足で一部圃場で発芽不良が見られました。その後も高温乾燥が続き、水分不足から実のつきがやや少ない状況です。

今後は病害虫の発生などの栽培管理を徹底し、11月中旬に迎える収穫期で裂莢の度合いや収量を比較していきます。

JA農産担当者は「裂莢が少なく収穫量が増えれば生産者の所得向上につながる。本格導入に向け、生育状況をしっかり確認したい」と話しました。